高知の夏はやっぱり川遊びに限る。
今年の夏は、暑い。
従って、高知のような場所に暮らしていると、どうしても川遊びへ行きたくなるものなのである。
しかも、昨年2014年は台風の当たり年で、ほとんど川遊びもできない日々・・・今年はほぼ2年ぶりに川遊びが楽しい夏、というわけだ。
そして・・・昨年子どもが誕生した筆者としては、子どもの川遊びデビュー年、という位置づけも。そこで、今年の夏に遊んだ高知市近郊の子連れで遊べる川を「夏が終わる前に」3つほどご紹介する。
1.鏡川源流憩いの広場
高知市土佐山高川
高知市中心部から愛宕商店街を経由し、県道16号線で20分〜30分程度、
旧土佐山村の中心地から少しだけ川の上流へ入ったところにあるキャンプ場。

比較的水量が多い時でも腰ぐらいの深さ。大水で壊されることも多く、数年に一度は被害を受けている印象。

水が少ない時期だと飛び石も姿をみせる。
駐車場を兼ねた砂利敷のキャンプサイトのほか、飛石で対岸の河岸に渡りテントを張ることもできる。
ここのポイントは水量がほどよく、なにより水が美しいこと。マスクをつけて潜水すると、無数の魚が泳いでいるところを見ることができる。
上流域なので水温は結構冷たい。雨の翌日などは小さい子どもはよしたほうがよいかも知れない。
また、下流側には大岩と小さな渕があり、小学生くらいの子どもの飛び込みスポットにぴったりだ。
トイレや水道もあるので大人も安心。

ちょうどいい高さの大岩があり、子どもたちは延々と飛び込み続ける。
2.仁淀川橋下(波川公園)
いの町波川
四万十川以上の清流じゃないのか?と、やっとその実力が知られはじめた仁淀川。この川は水辺利用率という水辺空間の利用密度を計測する調査で多摩川などの都市河川を抑え全国一位になったこともあり、とにかく下流域は「どこへ行っても誰かが遊んでる」ようなイメージがある川だ。
さて、この川で遊びやすい場所を上げればキリがないのだが、今回はいの町から日高村方面へと渡る国道33号線、仁淀川橋下をあげておきたい。
駐車場台数も多く、堤防上の「にこにこ館」でトイレも完備。LAWSONも歩いて行ける距離にあり、何か不足していても買い出し可能。さらに・・・土佐あかうしの肉もコンロも一式レンタルしてくれる「にこにこBBQ」というサービスも「にこにこ館」で実施している。
河原はご覧の通り広く、どのように遊んでもOK。水深も川の中ほどまでは浅く遊びやすい。ただし大河ゆえ水流がとたんに強くなったり、急に深くなったりするところもあるので注意が必要だ。
3.宗安寺キャンプ場
高知市宗安寺
高知市内からだと車で15分程度、鏡川の中流域と下流域の境目あたりにあるキャンプ場。
それほど広い場所ではないが、水深の浅いところから深いところまでしっかり揃っていて、飛び込みスポットから川石を並べて池を作ってざぶざぶ遊べるエリア、強い瀬の流れで遊ぶエリアまで楽しめる。

奥に見えるのは高知道の橋だ。
場所的にはほぼ「高知市内」とでもいうべき場所にあり、車で河原まで下りることができるのもポイント。
ちなみに、この3つの川の中で一番魚影が濃かったのはここで、川遊びをする人たちと川漁師や釣り人が完全に混在状態で遊んでいたのが印象的だった。
(不定期につづく!)