神奈川県出身、根っからの都会育ち。
そんな私が移住を決めて突然始まった四国ライフ。
等身大のリアルな移住体験をつづります。
今増えている移住。実際どうなの?
はじめまして。ハセアズサと申します。
今年の秋に、夫と息子と猫と共に四国は徳島県に移住してきました。
「移住って最近よく聞くけど、実際のところどうなの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
住む家はどうする?生活に不便はないの?仕事は見つかる?お金がない!
ナドナド・・・
移住に対する不安を挙げたらきりがないものですよね。
そこで、家・仕事・暮らし・子育て・食生活など
私達が四国に実際に移住して感じた”移住のリアル”をお伝えしていけたらと思います。
今回は、そんな移住体験エッセーのプロローグとして
私達が移住を決めるまでの背景を書いてみたいと思います。
どうぞおつきあい下さいませ。
都会育ち30年。出産を機にガラリと変化した思い
私は神奈川県の川崎市という所で生まれました。
都内へ行くのも便利、高層マンションが乱立するいわゆる都会です。
対して夫は徳島県の美馬市出身。
吉野川と山に囲まれたのどかな町で育ちました。
育った環境も性格もまったく逆で、私はせかせかタイプ。夫は【超】のんびりタイプです。
そんな私達は同じ会社で知り合って結婚。
結婚後もお互い仕事が忙しく、何かと慌ただしい生活を続けていました。
ちなみに、元々私に田舎暮らし願望はありませんでした。
元々都会で生まれて育ったので、ここでずっと生活すると思って生きてきたのです。
転機になったのは、長男の誕生。
それまではプライベートそっちのけで仕事一本だった私も、妊娠・出産を機に状況は一変。
子育てしながら仕事をする生活がスタートしました。
子供が産まれた事によって見えてきた、今の暮らしのバランスの悪さ。
慌ただしく過ぎていく毎日に疑問を感じ始めていました。
「このまま都会での暮らしを続けていいのだろうか?」
徳島への移住を決意。
そんな時ふと思い出したのは、春に帰省した夫のふるさと
徳島県のあたたかな空気でした。
「そうだ、徳島に移住しよう!」
それは私の一言で始まりました。
夫は元々帰郷願望は薄く、突然の私の移住宣言に驚きを隠せなかったようですが
今の暮らしのあり方に疑問を抱いていた思いは一致。
すぐさま、移住に向けて準備を始めました。
働き方や子育ての環境を見直したい。
もっと家族を大切にする暮らしがしたい。
そんな思いで始まった私達の移住生活。
まだまだ、スタートしたばかりです。
15年ぶりのUターンと、未知の土地へのIターン。
これから先、どんな生活が待っているのでしょうか…?
次回は実際に始まった徳島での移住生活をお伝えします。