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地域を救う?のらぼう菜
先日、打ち合わせに来ていただいた方から、「のらぼう菜」という野菜を頂きました。
聞き慣れない名前ですが、野良にぼうっと生えているからこう呼ばれているそうです。
つまり、育てなくても育つ強い野菜だそうで、江戸の飢饉を救った、という説明を受けました。
見た目は菜の花に似ていますが、苦みがなく、食べやすい味です。
阿波市では、今、野菜を作り、食べる活動が興りつつあります。そこで推奨されているのが育てやすく食べやすい「のらぼう菜」なんだそう。
さっそく、今はまっている「焼き野菜」を作ってみました。
これ、炒めるのではなく、焼くのです。
【材料】
・のらぼう菜(適量)
・ニンニク(みじん切り)
・鷹の爪(無くても可)
・オリーブオイル
・塩(シンプル料理なので、美味しい塩がお薦め)
【作り方】
1. のらぼう菜を洗います。炒め物のように一口サイズには切りません。
2. フライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れ、ニンニクにほどよく色がつくまで熱します。
3. のらぼう菜を入れます。塩をぱらぱらとふり、フタを閉めます。火加減は強火で。
4. 下の方がちょっと焦げたくらいになったら、上下をひっくり返します。混ぜると言うよりは、「ひっくり返す」のがコツ。
ここでも塩をぱらぱらとふっておきます。
5. フタをして、また下の方が少し焦げたらできあがり。
混ぜない、強火で、というのがコツです。
普通のフライパンでも出来ますが、鋳物のフライパンを使うようになってから、格段に美味しく出来るようになりました。温度が下がらないからだと思います。
菜の花やスナップエンドウなど、いろんな野菜で「焼き野菜」が出来ます。シンプルだけど美味しいので、ぜひ試してみてください。