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2014.3.10 

まんま自然農園/しょうがシロップ

まんま自然農園/しょうがシロップ

黒潮町の黒砂糖黒潮町の黒砂糖②《製法》でもご紹介させていただいた、高知県幡多郡黒潮町のさとうきびの蜜を使用したしょうがシロップをご紹介します。

高知県西部、さとうきびと同じ黒潮町でまんま自然農園の生姜は栽培されています。
広くどこまでも美しい地平線の広がる太平洋側の山間部で、「まんま自然農園」さんは無農薬、そして自然のままの環境を作るために土を耕さない不耕起栽培で生姜を育てています。この街は海のイメージがあるけれど、山もしっかりでーんとあって四万十川に流れる山の水が下りてきているのです。
全国を旅するのが大好きだったまんま自然農園の藤原さんは、子育てする場所に最高だとご夫婦で約10年前に移住してきました。最初の5年ほど大きな生姜作りの会社で働いていましたが、独立して生姜栽培とシロップ作りを始められたのです。

私と藤原さんとの出会いは、黒潮町の砂浜美術館にお勤めの奥様が企画されていた黒潮町の旅のモニターツアーなどに参加していた時に、ご主人が生姜農家をされていてシロップも作っているので一度試してみて下さいとご紹介いただいたことでした。

高知県は生姜の生産量が日本一の地域です。秋にはあちこちで生姜畑が広がり、生姜シロップなどの生姜商品も山ほどあります。私は生姜が好きでシロップも色々といただくのが大好きでした。有名無名問わず、どこの生姜シロップもそれぞれとても丁寧に作られていて美味しいのですが、まんま自然農園さんのしょうがシロップは濃厚で質の良いまろやかな甘さと力強い生姜の香り、甘さが口にムワッと残らない後味の良さがあり、唐辛子などを使わずに生姜だけの辛さをしっかりと出ているなど、数あるしょうがシロップの中でも一番の好みの商品となったのです。

200年の伝統製法で作られたさというきび蜜や、太陽の力で作られた天日塩やにがりなど、同じ土地で生産された素材と一緒に煮詰められて作られている事も美味しさのポイントだと思います。そして、高知らしさのポイントは季節によって変化する柑橘が使われている事。きっとその柑橘が、四季を過ごす私たちのカラダにも自然と合うようにできてるのでしょうね。そんな自然に優しいこだわりが嬉しいです。

生姜畑に案内してもらうとすぐそばには山奥からの美しい水がゴーゴーと流れています。畑は山間部にあり、あまり広いものではないのですが、機械化ももちろんされていませんので、夏になると草の成長に農作業が追いつかないほどだそう。
生姜の葉や茎を傷つけないようにそっと丁寧に草刈をし、石があっても雑草の根がぐんぐん成長していても、虫がいても、その事を自然と受け入れて味方にするという考え方だそうです。自然と一緒に暮らす、自然と生活すると言う事はそう言う事なんだろうか・・・と考えさせられます。

そんな風に育てられた生姜はすくすくとのびのびととっても力強い風味としっかりした辛さと水分を蓄えて成長しているのですね。ぜひ一度お試しいただきたい商品です。

しょうがシロップ
100ml・・・800円
200ml・・・1,500円

「しょうがシロップ」の美味しいいただき方

炭酸割り、お湯割り、ホッとミルクや紅茶、ビール割り、葛湯、佃煮作りの調味料、生姜焼き、炒め物、トーストやヨーグルトやアイスクリームなどなどに

お買い求めは・・・
四国のおいしいもの屋 まなべ商店
1044424_530836196964768_1003975420_n四国の真ん中、愛媛県四国中央市(旧伊予三島市)に2013年6月、四国4県のおいしいものを販売するお店を開店。店主が暮らしの中でこれからもずっと食べたい食品や、ずっと使っていきたい生活雑貨 を自分の足で生産者を訪ね、丁寧に選び取り扱うお店です。
愛媛県四国中央市豊岡町長田168-1 不定休 10:00-18:00
https://www.facebook.com/Manabeya

※お求めやお問い合わせはFBページメッセージからどうぞ。送料は別途地域ごとにかかります。
四国中央市豊岡町長田168-1


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