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嗚呼絶景四国哉-14.鳴門市近郊、一面のれんこん畑

剣山~三嶺縦走 その1

2013.8.12 

うどん県の裏王道メニュー?骨付鶏一鶴

高知県は毎月の飲酒代鰹消費量が全国平均の2倍であるから、まあやっぱり大した偏食家なのである。愛媛県もやっぱりみかん消費量は1.5倍であるから、蛇口をひねればポンジュースと揶揄される愛媛はやっぱりみかんを食べすぎなのである。
しかし、香川県はうどん・そばの消費量が全国平均の2倍以上。さすがに健康に悪いのではないかと心配にもなるぐらい、うどんの食べ過ぎなのである。ソース消費量が全国2位という徳島とならび、糖尿病患者が全国3位と4位というのもうなづけないことは・・・ない。

かように全県にわたり少々の偏食ぶりが四国なのであるが、香川に行けば、やっぱりだいたいうどんは食べるものなのだ。食べなければもったいないし、食べないとなんか良くないような気すらしてしまう。もはや強迫観念とすらいうべきか。

そう、・・・それが香川という土地なのだ。高知にくる県外の友人は、だいたい胃袋を空け、酒を大量に飲まされることを覚悟してやってくるが、香川の場合もまた然り、というわけだ。最近でこそ少ないが、香川の友人ができた頃は高松へ遊びに行くたびに異なるうどん屋を薦められ、ハシゴを(強要)された。

しかし、最近は香川に行ってもうどん屋に行かないことが増えてきた。
丸亀に本拠地を置く、骨付鶏一鶴。
この店の存在が、私の香川の楽しみ方を変えたのである。

一鶴は、その名の通り骨付鶏の専門店である。おやどりとひなどりがあり、辛いくらいの味付けがスパイスでなされているが、まあこれが兎にも角にもビール(車で行くのでどうしてもノンアルコールになってしまうけど)がよく合う。
香ばしい鳥にかぶりつきながらキャベツを頬張り、余裕があればライスもいただく。あふれる肉汁であっという間に手は油にまみれることになるが、そんなことを気にしている余裕はないほどに、一気に食べてしまいたくなる。

おやどりは強力な歯ごたえがあり、ひなどりはとても柔らかい。私のおすすめはひなどりをバラしてライスにのっけて丼風にいただくスタイル。焼肉屋さんでお肉onライスがベストな食べ方であるように(私はそう信じる)、スパイスと肉汁がライスに染みこんでなんともいえぬ風味になる。

こんな骨付鶏一鶴は丸亀と高松にそれぞれ3つ、他に横浜や大阪に店舗があり、テイクアウトが可能だ。これを四国のてみやげとせず、一体何になろう・・・!
>>>骨付鶏一鶴

ikkaku

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