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高知で雑貨と食、音楽のイベント「ヴィレッジ」開催

農業の可能性を示す酪農家 広野 豊さん①

2013.5.22 

巴堂のぶどう餅

おばあちゃんちに行くと、よく出してくれたぶどう餅。
「ぶどう」は葡萄ではなく、武道の意味。その昔、戦力餅として武士に差し出し、武運と身の安全を祈ったのが由来だ。
こし餡を小麦でんぷんの皮で包んだ素朴な味わいで、時々無性に食べたくなる。しかし、美味しさの寿命は、注意書きにも「…残念ながら日本一、日持ちが致しません!」とあるほど短い(消費期限は、5日くらいあるのでご安心を)。つまり、蒸したてをすぐにいただくのがベスト。けれど、いつも蒸したてを食べられるとは限らない。だから、お土産でいただいたら、食べる前にトースターで少し焼いていただく(レンジで温める方法もあるが、私はトースターで焼くのが好きだ)。すると、美味しさが蘇る。
また、香川の画家・和田邦坊が描いた巴堂の包装紙は味があって喜ばれる。
ちなみに、徳島県のぶどう饅頭は形状は似ているが作りも味も違うので、食べ比べてみるもの面白いかもしれない(初めて徳島のぶどう饅頭を食べたときには、その違いにカルチャーショックを受けたほど)。


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