高知県の中でもブランド化されている「須崎の魚」
市外、県外の方に「どこのお魚屋さんがおすすめ?」と聞かれたら、おすすめしたいのがこちら。
須崎市の旧商店街のお大師通りにある、小松魚店。
午前10時30分の開店時間にお店に行くと、ものの数分で人だかりが出来るほど人気のお店です。
小松魚店は100年ほど前に創業。
当時は、かつおぶしを取り扱うお店でした。
現在ではお刺身をはじめ、様々な惣菜を取り扱っています。
お客様目線の気遣いと確かな技と味
魚は良いものが入ったときしか並べません。
店内では、小松魚店の4代目のご主人がお魚をさばく姿も見られますが、その技術は鮮やかでとても美しく、あっという間にお刺身になっていきます。
鮮度が命の魚を出来るだけ美味しく味わってほしいという思いと、長年の経験から培った包丁さばき。
お刺身は魚の種類に応じて、おいしく食べられる切り方にしています。
これが自信を持ってご紹介できる理由です。
お刺身と並んで人気が高いのが、奥様が作るお惣菜。
特にお弁当は野菜のおかずが多く彩り豊かで、さらに栄養バランスも良いので若い方からご年配の方まで沢山の方がこぞって買いに来ています。
毎日食べても飽きないように、という料理上手の奥様が心を込めて「日替わり」のお弁当は、工夫が凝らされています。
男性に人気の高いボリュームのある「からあげ弁当」やご飯がどんどん進む「サケ弁当」など、そのときの気分に応じて選べることが出来るところにも奥様のちょっとした気遣いが見えてきます。
他にも一人用から複数人用に小分けにされた揚げ物やおかずセット、地元の弘田商店の干物など「これがあったら嬉しいな」というお客さんの気持ちに寄り添ってくれる心配りも嬉しく感じます。
ホスピタリティに溢れた地元に愛される仲良しご夫婦のお魚屋さん。
一度通えば、誰かに紹介したくなる、知っていることを自慢したくなる、そんなお店です。