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塩田千春-ありがとうの手紙展

d design travel WORKSHOP TOKUSHIMA

2013.9.19 

「桂浜水族館」9月19・20日は
夜の水族館開催!

桂浜水族館高知の名所の一つ、桂浜。松林に囲まれたこの砂浜に、太平洋を眺めるように佇む「桂浜水族館」。小さかった頃からもう何度訪れたか分からない、愛すべき水族館。大人になった今も、家族や友達と訪れては堪能している。

小さな水族館 誕生

桂浜水族館は昭和6年に開館してから一時閉館した時期はあったものの、台風の被害も戦争もくぐり抜け、昭和59年に現在の場所に建てられた。昭和感あふれる建物のデザインも魅力的で、まっすぐな美しさを感じる。
土佐湾の魚が泳ぐ水族館として誕生したこの水族館には、今も変わらず土佐・黒潮の魚が泳いでいる。水族館に入って最初に迎えてくれる魚・アカメもその一つ。大型の肉食魚、赤く光る目。まるでアマゾン川を泳いでいそうな外見なのだが、高知になじみ深い魚なのだそうである。ウツボやゴンズイなど、身近な魚もいて親近感がわく。

昭和の香り漂う館内

昭和の香り漂う館内

噛めば噛むほど味が増す

「大人になるほどに桂浜水族館の良さがわかってきた」と言う友達の言葉通り、出掛けるたびに魅力度は増し、私も年を重ねるごとに足を運ぶ回数が増えている。噛めば噛むほど味がでるタイプの水族館なのかもしれない。
館内の展示や催しなど、水族館のもてなし度は確実にアップしてきている。例えば定番のイルカやアシカのショーに加え、「王子(カワウソ)のおさんぽ」「カクレクマノミのタッチング」など、動物や魚たちをぐっと近くに感じれる機会が増えた。
展示にも様々な工夫がされており、水槽の前には魚の解説と、スタッフの手による切り絵が添えられていて、この切り絵がすごくいいのだ。魚の特徴が分かりやすいのはもちろん、線の繊細さや遊び心のある色合いにいつも見惚れる。他にも、注意書きが土佐弁で書かれていたり、背中に8の字マークのある(←珍しい!)ゴンズイの水槽の中の壁が数字とエイトマンの切り抜きで飾られていたり、木彫りの龍馬がいたり・・・。表現が難しいけれど、ゴチャッとつめこんだような飾り付けのバランスが絶妙なのである。そしてその一つ一つにスタッフの愛を感じ、心のツボが刺激される。ツボを刺激されたなら、あなたもきっとリピーターとなるであろう。桂浜水族館はクセになる水族館なのである。

気持ち良さげに水を浴びるペンギン

気持ち良さげに水を浴びるペンギン

夜の水族館開催! 9月19日(木)・20日(金)18:00~21:00

桂浜は、月の名所としても有名な場所である。中秋の名月の9月19日と翌20日の2日間にわたり桂浜で開催される「観月会」では、よさこい踊りや「國士組」のショーなどの賑やかな催しにあわせ、飲食の販売もあるそうだ。
桂浜水族館も、名月の灯りのもと「夜の水族館」へと様変わりする。キャンドルを手に巡る夜の水族館は、海底の中を歩くような感じで楽しめそうだ。夜の魚たちはどんな姿を見せてくれるのか、想像が膨らんで仕方ない。そして、今年初めて開催されるのが「夜のスイゾクショー」。昼と夜、時間帯が変わっただけでもショーの雰囲気がグッと変化しそうで、これまた興味深い。
詳細は下記HPでご確認を。臨時バスも運行予定
http://www.katurahama-aq.jp/cgi-bin/aquarium_dayori.cgi

桂浜水族館クラゲ

桂浜水族館


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