MENU

笑いの絶えないミュージアム「お宝屋敷おおとよ」ーホーロー看板からバス停まで、レトロなアイテム3000点!

「和紙の可能性を訴える」ロギール・アウテンボーガルトさん

2014.1.15 

「とくしまふるさとごはん」発刊

Share on FacebookTweet about this on Twitter

IMG_5259

食感はプチプチしています。 photo by 佐藤浩幸

「そば米」という食べ物をご存知ですか。
「そば米」とはそばの実から皮を取り除き乾燥させたもので、徳島県の祖谷地方などを代表する山間部で食べられている食材です。源平合戦にやぶれた平家の落人が逃れて来たという伝説が残るほど山深い祖谷地方は、米を作れる平地がないため、急斜面でも作りやすいそばや雑穀が昔から作られていました。平家の落人たちが都を忍んで正月料理に米で作った雑炊に見立て「そば米雑炊」を作り、現在では山間部に限らず徳島県下では郷土料理として食べられるようになりました。「そば米」は徳島県内ではスーパー等で一般的に買える食材ですが、「そば米雑炊」以外の調理方法はあまり知られていません。

このように地域には、その土地に由来した様々な食べ物と調理方法があります。祖谷には「そば米」や水分が少なく固くて大きい「祖谷豆腐」、上勝では乳酸発酵した「阿波晩茶」など。しかし、食に関心が高まっている昨今、このような伝統的な食材は郷土料理としてだけ伝承されていくことで、本当に次世代に残していけるのでしょうか。祖谷地方には、日本文化研究者アレックス・カーにより有名になった茅葺きの古民家「篪庵(ちいおり)」があります。篪庵(ちいおり)は建物の外観・内観は300年前に建てられた昔のままで、キッチンや水回りなどは現代的にリニューアルされ、誰でも快適に滞在できる古民家宿泊施設になっています。昔からの伝統はそのまま頑なに保持するのではなく、本質的なことはそのままに、現代の暮らしに合わせてリモデルしていくことが地域の伝統を残していくひとつの方法ではないでしょうか。

『普段の生活の中ではあまり意識していないけれど、食の安心・安全が問題になっているこの時代、豊かな食材と食文化に恵まれ、生産者と消費者の距離が近い場所で暮らしているということは、何よりも代え難い幸せでは無いでしょうか。地元で採れた新鮮な食材を選ぶ。昔からあった伝統食材を新しく変身させ、楽しく料理する。それが、ホッと安心できるご飯につながること。』をテーマに、特定非営利活動法人マチトソラが「とくしまふるさとごはん」を発刊しました。
淡路島在住の料理家どいちなつさんにお願いし、徳島県の伝統食材の「そば米」「阿波番茶」などを、おいしく簡単に料理できるレシピを作ってもらい、冊子にしています。祖谷豆腐の生産者を訪ねた記事も載せています。

フリーになりますので、徳島県を中心に冊子を置いてもらう店舗も募集しています。ご興味のある方は、下記の問合せまでご連絡お願いします。

1528465_467795176660121_1874209454_n

2013年の10月にはそのレシピを勉強する料理教室も実施しました。また2014年度も企画中なので、特定非営利活動法人マチトソラのホームページをチェックして下さい。

IMG_5354

料理の後、食べ物を囲み話をします。 photo by 佐藤浩幸

問合せ:特定非営利活動法人マチトソラ(担当:元木) kaori.motoki12@gmail.com
ホームページ:特定非営利活動法人マチトソラ http://machitosora.com/


Comments are closed.