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2013.9.13 

塩田千春-ありがとうの手紙展

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心ざわつく、儚くも「これから」を感じる作品

「ありがとう」の洪水が観る者に押し寄せる。

どこか[死]のイメージを感じさせる作品を作り続ける現代美術作家・塩田千春の最新作《ありがとうの手紙》は、いつもとは真逆の[生]を深く感じさせる作品だ。

今回の展覧会のために集められた、3000人の「ありがとう」の気持ちがしたためられた手紙は、無数の黒い紐で結びつけられ、絡み合い、まるで渦を巻くように床から天井にまで広がってゆく。

塩田千春 高知

撮影:河上展儀

手紙に込められた思いは人それぞれ。感謝、謝罪、愛情・・・同じ「ありがとう」という言葉がそこにありながら、そこにある「ありがとう」の理由は限りなく多様であり、作品を観るうちにそのことを「理解した」瞬間、観る者は心の奥をざわつかせることになる。

塩田千春 高知

「ありがとう」という言葉は、日々生きることそのもの。2400の「ありがとう」は、2400の「生」そのものなのだ。それぞれの「生」はしがらみあい、からみあい、ほどけない。そして、遠く離されることもあれば、孤独にさらされることも、共に渦を巻くこともある。

涙が出る展覧会を、私は多くは知らない。
今月23日まで高知県立美術館で展示。

塩田千春 高知

撮影:河上展儀

高知県立美術館「塩田千春展ーありがとうの手紙」
2013年7月7日(日)~9月23日(月祝)開催
■観覧料:一般前売650円 一般当日850円(650円)、大学生当日550円(450円) 高校生以下無料
※(  )内は、20名以上の団体割引料金/年間観覧券所持者(2,500円)は無料
■主催 高知県立美術館、KSSさんさんテレビ
■後援 高知県教育委員会、高知市教育委員会、高知新聞社、NHK高知放送局、 KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送
■協力 ハマナカ株式会社
■協賛 SHISEIDO
■助成 芸術文化振興基金
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

※本展の広報物・ドキュメント(10月頃発行)の制作は、タケムラデザインアンドプランニングが担当した

高知県立美術館


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